2010年10月22日金曜日

神棚が・・・

  

日本橋三越が仕事場からすぐ近いこともあり、「次は何かなぁ~」と催事場の予定をいつもチェックしています。

先日より楽しみにしていたのが今開催されている「三重展」(10月26日まで)です。
三重県といえば伊勢神宮ですね。

今回は、式年遷宮も近いこともあり、同時に伊勢神宮式年遷宮広報本部主催の「伊勢神宮展」が開催されています。

20年に一度、お社などを御建て替えする式年遷宮は、次回平成25年に第62回目が執り行われます。

ということは25回×62年で約1300年。

式年遷宮は持統天皇の時代から始まったというお話で、伊勢神宮は約2000年の歴史があるそうです。

なぜ20年に一度なのか・・・

美しくお姿を保つため、そして、その技術を次代に繋げるためと、諸説があるようですが、「御建て替えすることで美しさも技術も精神も永遠に伝わっていく・・・」と資料にありました。

「新しいものなのに、永遠」を意味するこの考え方が私にとってはとても新鮮でした。

この「伊勢神宮展」は入場無料になっていて、遷宮に関する資料や、宝物が展示されていました。

まず、入り口で係りの方が下さったのが、立派な来年のカレンダーです。
「まぁ、なんとラッキー!」と思って会場を進んでいくと、アンケートにお答えくださいというコーナーが・・・
そこでアンケートにご協力すると、びっくりすることに「神棚」がプレゼントされるというのです!

いただいた神棚は、仕事場にお祀りさせていただいているお札を納めさせていただき、さっそく使わせていただきました。

とても立派です。

朝焼けに映える鳥居と昨年新しくかけかえられた「宇治橋」が表紙のカレンダーも(まだ十月だというのに)壁にかけると、部屋の空気もどことなく清浄な感じに・・・

とても幸せな一日でした。