今回、初めて、金沢という土地での結婚式にご招待をいただき、小京都と言われるように古くからの伝統のある風習に触れることが出来たことも、新たな発見でした。
白山比咩神社でのお式の後は、新郎のご親戚筋にあたる、ギネスブックにものる伝統のある旅館へ。
参列された方々のほとんどが(新郎新婦も)浴衣に着替えてのとてもリラックスしたムードの披露宴でした。
女性には、いろいろな柄の浴衣が用意されていて、好きなものを選べるうれしいサービスも・・・
いただいたお料理は、やはりその土地ならではのおめでたいものばかり。
紅白のお餅を清汁(すまし)仕立てにしたお雑煮は、「落ち着きの餅」とも言われるらしく、文字通り、婚家に落ち着きますようにという願いが込められているそうです。
そして、「鯛の唐蒸し」もご婚礼などのおめでたいお席に出される郷土料理。
今回は、一人ずつのお皿にのった鯛でしたが、古くは、お嫁さんが持参した鯛を花婿側が背開きにして、子宝に恵まれるように、銀杏・百合根・麻の実・きくらげ・人参・蓮根などを入れた卯の花を鯛の腹一杯に詰め、雌雄二匹の鯛を腹合せにして調理し、大皿に並べてお客様に振舞うというものだそうです。
腹ではなく背から開くところが、やはり金沢の武家文化の名残とか・・・
器もお料理もとてもきれいでした。
とても緊張するお席に座らせて頂いたので、さすがに気がひけてお料理のお写真は取ることができませんでした。
しかし、緊張するとは言いながらもお料理がとても美味しかったのでほとんど完食!(笑)
そして披露宴の後は温泉&宿泊で、久しぶりにゆっくり温泉を堪能させていただきました。
とても心に残るステキなお式と披露宴は、ご結婚されたお二人のご招待された方々へのお気持ちが伝わる心温まるものでした。
参列させて頂けたことをとても感謝しています。
末永くお幸せに!!
今日の写真は、引き出物にいただいた、ガラス作家である新郎がお作りになった、ガラスのステキな大皿です。
大切にします!
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