2010年6月3日木曜日
便利の行く先は・・・
今朝、M銀行に立ち寄ったとき、不思議な光景を目にしました。
同じM銀行の他の支店で開設した口座の通帳が見当たらなくなり、再発行をお願いしたのですが、依頼用紙に開設したときに使用した印鑑を捺印し、窓口の人に手渡すと、「ピッ」という音が・・・
何が反応したのか思わず回りを見回すと、明かりはついていないのですが、手元を明るくする小さな電気スタンドのようなものから音は聞こえたようです。
その真下には、今渡した印鑑を押した用紙が置かれていました。
「今の音は・・・?」ときくと、
「この機械で印影を読み取り、口座を開設した時に登録されたものかすぐにわかるのです。」とおっしゃいました。
感動とともにとても驚きました。
実は昨日、ずいぶん前に録画してあった「相棒」というドラマの最終回を見たのですが、その内容は、警察庁が極秘に自動認証システムというものを開発し、防犯カメラやオービスなどから個人の行動が手に取るようにわかってしまうという内容で、それを悪用したことで発生する事件を軸にそのシステムが個人のプライバシーを脅かすものになりかねない危機感を描いたものでした。
ドラマの中の話と思っていたのですが、現実にこんな身近にも何万人もいるであろう顧客データーの中から瞬時に確認がとれるようになっているとは・・・
不意を突かれたように、昨日のドラマが現実に在りえるのかもしれないと思えてきました。
今は家のドアも手の静脈でカギがひらくというシステムがすでに実用化されていますね。
本当に便利になり、その恩恵で助かっていることも多いのも事実ですが、どこまでこの「便利」が進んでいくのでしょうか?
ちょっと怖くも感じました。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿