2009年12月29日火曜日

心ひとつの・・・

  
今年も本当にわずかになりました。
みなさんにとってどんな一年でしたか?

私にとっては今までに経験したことのない貴重な一年でした。
現実的には、なによりも大切な大きな存在を失った悲しみにすべてを埋めつくされていました。
その中で、とっても不思議な体験をしました。

あるとき、「アタゴさんに会うと悲しそうでつらい」と、私を思って言って下さる方がいらっしゃいました。
そのようにほかの方に見せている自分に反省しました。
それからほどなく塾生でもある友人と食事をしたとき、その友人が「アタゴさんのように幸せになりたいです」と言って下さいました。
びっくりしながらもその言葉がとても嬉しかったのをよく覚えています。
「不幸に見える私」と「幸せに見える私」。
どちらも今年のその時点の私であることは間違いありません。
ただ後者の彼女の言葉の中には「そんなに大切な人に人生の中で出会えたことがお幸せですね。」という意味が含まれているのです。
その時、私自身も同じことを感じていました。
大切なものを与えられた人生であることを実感していました。

Master Tenpuがいつもいつも「心ひとつのおきどころ」と教えて下さっています。
「失ったこと」も大きいのですが、「足りていること」もとても大きいのだということの意味が本当に理解できた出来事でした。

感謝です。
  

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