お彼岸
明日は、「彼岸の入り」ですね。
「彼岸」とは、「悟りの境地」や「目標に至った理想的な状態のこと」を意味するそうです。
マーケットや和菓子屋さんには、「お彼岸」用のお供物が並べられています。
お花屋さんに店先にも、「お彼岸」と書かれた看板の前に、仏様にお供えするお花が売られていました。
JM.Shimizu先生はそれを見て「彼岸花は秋のお花ですよね?」とおっしゃっていました。
さすがにこの時期には、彼岸花は売られていないのに「なぜ?」
「お花屋さん」+「お彼岸」⇒「彼岸花」と連想されたのかと思いましたが、一般的に「お彼岸」というと、春のお彼岸を指し、俳句でも、春の季語なのだそうです。
そのことを言っておられたのかと思い、また一つ勉強になりました。
では、なぜ秋に咲くお花が春の季語でもある「彼岸花」と呼ばれているのかと思い、調べてみました。
すると、秋のお彼岸の頃に咲くからという理由のほかに、有毒植物でもあるので、これを食べると「彼岸に至る」という意味もあるとか・・・
こわいですね。
また、地獄花や幽霊花など別名だコワそうなものばかりです。
しかし韓国では「相思華」と呼ばれているということです。
これは、花と葉が一緒に出ることはないので、「花は葉を思い、葉は花を思う」という意味だそうです。
同じ命から生まれる、見ることのない、出合うことのない存在を思いやる。
素敵な発想ですね。
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