2010年4月12日月曜日

孔子先生とその一門 5~ 顔回(がんかい)

  
  
孔門一の秀才で、いつも体に書物を巻きつけていたと言われている顔回さん。
暮らしぶりはとても質素だったそうです。

ブログ「天意天風 ここにあり!~蒼天からの呼びかけ 論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり」の話の発端になっている「私は一を聞いて二を知る。 顔回は一を聞いて十を知る」とは、実際に顔回さんを称した子貢さんの言葉としてとても有名です。

孔子先生68歳のとき(亡くなる4年前)、顔回さんが31歳の若さで亡くなってしまいます。
その時の孔子先生は、ブログ「論語創作ものがたり」に出てきた通り

子曰く、「ああ、天われを喪(ほろ)ぼせり。 天われを喪(ほろ)ぼせり。」

と言って嘆かれたそうです。
孔子先生は、顔回さんを息子のように思っていたと言われていますが、その上、後継者を顔回さんに、と思っていたそうなので、その悲しみは大きかったのでしょうね。

ブログ「論語創作ものがたり」は、この孔門一の秀才と言われ、孔子先生からの評価も高い顔回さんに対して、「孔子先生、命!」の子路さんの『男のジェラシー』から展開しています。

間もなく80話を越える長編になってきましたが、いよいよ子路さんの悪巧みが明るみに出てくるようです。


引き続き楽しんで頂ければと思います。
  
  

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