
沖縄といってもブランド名は
「The University of Tokyo」の文字が…
お話によると、Sさんはこのお酒を本郷にある東京大学のキャンパスで買われたとのこと。
調べてみると、75年前、東京大学の発酵学の教授が沖縄でいろいろな黒麹の菌を採取して持ち帰ったそうです。
その後、戦争で沖縄の泡盛の酒造メーカーは大きな被害にあい、戦前からの古い菌はほとんど失われてしまったと言われています。
1998年、東京大学に琉球王朝末期から受け継がれてきた「瑞泉菌」が保存されていたことがわかり、培養し、沖縄の瑞泉酒造にこの菌が戻されたそうです。
昔ながらの手間のかかる方法で復活を遂げたのがこの幻の泡盛「御酒(うさき)」とのこと。
東京大学では、コミュニケーションセンターという所で、研究成果を利用した商品の販売をしているそうです。
このお酒は、研究成果だったのですね。
調べたら、お酒の他にサプリメントや香水、光触媒シートなどが販売されています。
いわれを聞いていただくと、とても大事に味わいたいと思いますよね。
しかし残念ながらお酒を飲めないので、お味については何も言うことができず…
この時の食事会は、沖縄に旅行した話題がきっかけでした。
Sさんは、以前にこのお酒を買ってあたためていたそうですが、「開けるタイミングはこの時だ!」ということで持ってきて下さったそうです。
さすが、プレゼントの達人です。
その日はこのお酒の話題で盛り上がりました。
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