2010年4月23日金曜日

孟子さんのお母さん

  
  
今日、読んでいた音楽家青島広志さんの「作曲家の発想術」という本の中に「孟子の母」という言葉が出てきました。
それは、青島さんの東京芸術大学の同級生の中には、ご実家のどの部屋にも(脱衣所にも)ピアノが置いてあるというご友人や練習する条件に合った家を探すため、家族ごと引っ越しを繰り返すご友人がいて、そこで「まるで孟子の母である。」というフレーズが出てきました。

そして夕方、JM.Shimizu先生のお話を聞いていると、やはり孟子の話から「孟母」という言葉が出てきました。
何故でしょうか・・・

今日は何故か孟子さんのお母様にご縁がある日のようです。
たまたま2回と思われるかもしれませんが、私の日常会話にはほとんど「孟子さん」が会話に登場することが考えられません。

ご存じの方も多いと思いますが、調べると、孟子さんは、儒教の世界では孔子先生の後継者とも言われる有名な思想家で、儒教のことを「孔孟の教え」とも呼ばれる人物とあります。
そしてこの孟子さんのお母さんは賢母としてとても有名で、「孟母三遷の教え」がよく知られています。
「孟母三遷の教え」とは、大辞林によると、
「孟子の母が、はじめ墓所の近くに住んでいたところ、孟子が葬式のまねをして遊ぶので市中に引っ越した。 今度は商売のまねをするので学校のそばに引っ越した。 すると礼儀作法をまねたのでそこに居を定めたという故事から教育には環境からの感化が大きいという教え。」とあります。

すばらしいお母さんですね。
さて、この「孟母」さん、私にとって特別な何かの意味があるのでしょうか?

  
  

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