舟にのって…
今日、大辞林を見ていて「一月三舟(いちげつさんしゅう)」と言う言葉があることを知りました。
辞書には、「(一つの月でありながら、舟の動きによって、月がいろいろの方向に動くように見えることから、仏を月に、衆生の心を舟にたとえて)見る人の立場によって仏の教えもそれぞれに異なってみえること」とあり、最近、ぼんやりとこのことについて考えていたところだったのでちょっと驚きました。
ん~、日常によくあります。
一つのことに対して、そのとらえ方は人それぞれ様々です。
他の方のご意見をうかがうと、「そういう考え方もあるのか…」と勉強になることが多いいですね。
私のとらえ方がまったく間違えている時もあるのですが…(笑)
何か教えて頂くと、つい細かいところまで質問してしまいます。
かつて失敗した経験が「間違えてはいけない!」と思わせるのか、何艘も舟に乗って見た実物に近い「月」を求めているのかもしれません。
経験による判断も大切ですが、先入観にとらわれすぎず、素直な心でありながら、多面的に物事が考えられれば…
いつもそうありたいと思っています。
0 件のコメント:
コメントを投稿