2010年4月26日月曜日

天女

  
  
仕事場の近くにある百貨店の1階中央に大きな天女の像があります。
これは佐藤玄々(佐藤朝山)さんの作品で、「天女像」と書いて「まごころ像」と読むそうです。
ずいぶん前に、彫刻家の籔内佐斗司さんが「知るを楽しむ」というNHKの番組で、この像の解説をされていたのを思い出しました。
薮内さんは学生の時、佐藤朝山さんの『蜥蜴』という作品の素晴らしさに衝撃を受けたそうです。

この「天女(まごころ)像」は10年を費やして作られたとか。
1960年に完成して今年で50年ということで、音楽家青島広志さんの作品の中の「羽衣」にちなんだコンサートが「天女の像」の前で行われました。
途中から拝見したのですが、青島さんのピアノのほか、三味線や鼓の演奏をされるお着物姿の素敵な女性をバックに歌手の方が「羽衣」をテーマにした歌を披露されていました。
ピアノを弾かれながらも、エネルギーあふれる青島さんのお人柄が伝わってきました。



終了後、青島さんのご著書が販売されていたので購入させていただき、その中に青島さんにサインをお願いしました。
私の言いかたのせいか、もしくは青島さんの聞き間違えか

名前がひともじ・・・
そんなことより、少しお話させていただいたのですが、テレビで拝見するままに、思いやりのあるサービス精神が伝わってくる方でした。

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